「たくさん」の不思議

事業を始められた方に、「これからどのように発展させたいですか?」と質問を投げかけると、BtoC(エンドユーザ対象)BtoB(企業間取引)などにかかわらず、ほとんどの方の口から必ず出てくるフレーズ。

★そのフレーズとは、『 たくさん 』です。

・たくさんお客様を増やしたい。
・たくさんの方に知ってもらいたい。
・たくさんのお得意先を見つけたい。
・たくさんの商品を販売したい

いかに多くの事業主が「たくさん」が好きで、信望しているか。が伺えます。
たくさんが事業を発展させる。この事に異を唱える人はほとんどいません。

されど、私、Nobuyaは、あえて異を唱えさせていただこうと思います。
本当に、「たくさん」は、あなたを豊かにし、事業を発展させるのでしょうか?

「たくさん」の方向に向かうと以下の「現実」に直面します。

たくさんお客様が増える→たくさんの場所が必要→たくさんのスタッフが必要に。
在庫を持たないビジネス形態であっても、たくさん。が発生すると、人材の確保が必要になったり、新しいシステムへの投資が発生して来ます。

あなたの扱うサービスが、有形物(例-靴の販売)、スマホのアプリ開発など、どちらにせよ
「たくさん」を原因として、より広い場所の確保。人材の確保。などが発生します。
プログラムなどの開発は、場所が不要な代わりに、企業相手であれエンドユーザー対象であれ、
「サポートスタッフの増員」が必要なケースも多々あるのです。

例)たくさんお客様が増えて来た、月の利益が15万円増えた!嬉しい!なので、他にも事務所を借りた。
アルバイトを雇わないと作業が回らない。事務所の家賃と光熱費で月14万+パーキング月2万+バイトの人件費月5万

利益15万-(14万+2万+5万)=月6万円の赤字
あれっ?「たくさん」はあなたを豊かにしてくれるはず・・・・なのでは。

ダジャレになってしまいますが、上記のような事業主は日本全国にたくさん(笑)

◆た・く・さ・ん だけでは、あなたの事業が「いつか」行き詰まります!

たくさんを扱いこなせるだけの、資本・時間・人材・プランが伴わなければ。
たくさんだけ。で利益が出る。たくさんお客様が増えると自動的に豊かになる。
これらは、「儚い幻想」にすぎません・・・・。

私は、事業の発展途上の頃、既に「たくさん対策」を完成させていました。
30代~40代の、私の基本事業形態は、「ネット通販」です。

もし、「たくさん対策」を施していなければ、一連の流れである、
ご注文~ご注文お礼のメール~発送準備~発送~発送メール~お届け完了
の業務件数は、1日30件が限度だったでしょう。

一連の流れに要する時間を1件の注文につき15分間とします。15分×30件=450分、つまり7時間半。
合わせて、お客様からの「質問メール」対応などを含めるとすれば、1日9時間は必要でしょう。

私は「たくさん対策」を事前にしていましたので、1名体制で1日60件~70件の発送が可能です。
1件注文当りの必要時間は7分前後。バーゲン時には妻と2名で、1日120件以上の注文をこなせる体制を整えていました。

何故?人は、たくさんの罠にはまってしまうのか?
◆それは、多くの人は、「黒字を夢見て事業を行う」から。です。
黒字を出すために自分がコントロール出来る要素は、実は「たかがしれています」

★私は、「自己コントロールの赤字」を事業立ち上げの3ヶ月間~半年間でやります。
自分がコントロール出来る範囲の事柄を緻密に冷静に実行します。それは「赤字を意識して出すこと」です。
黒字コントロールに比べ、格段に効果がありますし、将来性が桁外れに違うのです!

黒字を夢見る=「種を腐らせる原因」
自己コントロールの赤字=大きな花を咲かせる「種」

???でしょうか、皆様

経営ブログでは、今後、「数字」や「確率」のハナシも書くつもりですが、先に結論を書いてしまうと、「こうなのかな?」「いや、こうなんだろう」といった楽しみを奪うことにもつながりますので、具体的な数字の記載は又の機会に。

事業主であられる、皆様のお役に立てることを願って。NOBUYA

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP